上海のガイドブックには、外灘や豫園が一番に行くべきスポットとして紹介されています。もちろん外灘の高層ビル群や豫園のいかにも中国らしい街並みに行ったら楽しい時間を過ごせるでしょう。
でもそういうところって1人で行くと物足りないのではないか。
それに、そういった都会スポットは、夜に煌びやかな夜景を見に行った方がより楽しめるのではないか。
私が上海行った時に観光できた時間は、東京への帰りのフライトの時間を考えると15時ごろまで。夜景が綺麗な時間まで市内にいることはできません。
悩んでいた時、ふと中国はパンダの故郷、沢山のパンダがいることを思い出しました。
後で日本の友達に確認したところ、日本でパンダに会えるのはもはや上野動物園のみ。和歌山のアドベンチャーワールドにいたパンダは今年の6月に返還されてしまったそう。そして上野動物園のパンダを見るのは難易度がめちゃくちゃ高そう。パンダのところがいつ行っても混雑していて、見ることすらできなかった記憶が2、3回あります。というわけで、今回は上海動物園に行ってみることにしました。
この記事では、そんな上海に行ったらぜひ観光ルートに加えてほしい、上海動物園ののアクセス・チケット購入方法・パンダエリア・その他エリアの様子をお伝えします。
1. 上海動物園へのアクセス
1-1. 上海動物園の場所
1-2. 🚇 最寄りの地下鉄駅
上海動物園駅(Shanghai Zoo Station / 上海动物园站)
上海メトロ 10号線の駅。1号出口を出るとすぐ目の前が動物園正門なので迷いません。
1-3. ✈️ 空港からのアクセス
上海虹橋国際空港(SHA)(主に国内線・一部の日本路線を含む国際線が就航)からは、動物園まで 約2km(地下鉄10号線で1駅・約4分) と非常に近いです。
上海浦東国際空港(PVG)(国際線のハブ空港で、日本路線はもちろん欧米や東南アジアへの便が豊富)からは、動物園まで鉄道と地下鉄を一度乗り換えて約1時間ほど。
1-4. 市内中心部からのアクセス
市内中心部の外灘からは、地下鉄10号線に南京東路駅から乗車し、30分ほどで到着。
乗り換え無しで行けるので非常に便利です。
2. 上海動物園の入場料
2入場料(2025年時点)
- 大人:40元
- 子ども(6歳〜18歳)/学生:20元
- シニア(60歳以上):36元(1割引)
- 6歳未満の子ども:無料
1元=約20円(25年9月時点)なので大人入場料金が800円ほどです。
開園時間
- 3月〜10月:7:30〜17:00
- 11月〜2月:7:30〜16:30
3. 上海動物園の周り方
見学の所要時間ですが、今回はパンダを目当てに1時間半ほどで回りました。
ただ全ての動物を見られたわけではないので、全てを見ようと思えば、3時間ほどかかることを想定した方が良さそうです。
園内広いので、かなり歩きます。
どうしてもパンダだけ見たいという場合は、園の入り口からパンダエリアまでバスが出ており、片道15元で乗れるため、それに乗れば1時間で行って帰ってくることができそう。

4. パンダエリア
入り口から最も離れた場所にあり、歩いていくと20分くらいかかりました。
遠かった。。
上海動物園は平日ということもあり、広い園内に入場者はわずか500人ちょっと。それでもパンダエリアのみ20人くらい人が集まっていました。それでも20人って少ない…
パンダエリアには屋外と屋内のスペースがありますが、行った日は暑さのためか屋内スペースで過ごしている様子。

そして感動のパンダとご対面。
バリボリバリボリ。
人に見られているのを気にせず笹を食べ続けています。
ただ一心不乱に笹を食べ続ける。
パンダは1日に50kgも笹を食べるのだとか。
起きている時間はとにかく笹を食べることに忙しいんですね。
それがよく分かりました。
5. パンダ以外の動物エリア
上野動物園にもいるお馴染みの動物たち。



キリンが一番ファンサが良かった。

6. 最後に
空いているパンダエリアを堪能できたので、上海動物園に行く価値はかなり大きいです。
日本で会えずにパンダに飢えている方、ぜひ上海動物園に立ち寄ってみてください!



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