いよいよこのブログを書き始めてから最初の旅行、中国北京&福建省&上海の3泊4日の旅です。
まずは、中国国際航空に乗って、成田から厦門に移動します。途中上海でのトランジット観光を挟んでの16時間ほどの旅です。
…のような旅行を計画するはずでした。しかし!
乗るはずだった便が欠航になったらどうしたら良い?
出発4日前に届いたサプライスに一通のメッセージ。

欠航か。。。元々上海浦東空港乗り継ぎだったのが、北京首都空港乗り継ぎの便を代替案として提案されました。ちょっと動揺しましたが、冷静に対応を考えることに。
今回のケースで幸いだったのは、
- 中国国際航空が中国最大手で、日本→中国の国際線、中国国内線共に路線が豊富なこと
(代替便も手配しやすい) - サプライスというHISが運営する海外航空券予約サイトで予約していたため、カスタマーサポートで日本語対応してもらえる
というわけで、日本→北京の出発便の時間を早めることで北京での観光時間を長く確保する作戦を決行することに。サプライスのカスタマーサポートとメッセージを重ね、最終的に以下の便に席を確保することに成功。
東京/羽田 8:30→北京/首都11:15(CA184)
北京/首都20:20→厦門/高崎23:10(CA1801)
「上海」ではなく、「北京」を観光してから厦門に向かうことになったのでした。
ちなみに、今回欠航になったのは上海→厦門の便。なぜ欠航になったのかは分かりませんが、運航航空会社は山東航空(中国国際航空がコードシェア)だったため、中国国際航空のせいとは一概に言えないかもしれません。
中国国際航空(エアチャイナ)とはどんな航空会社か
中国国際航空は1988年設立の中国のフラッグシップ航空会社。北京首都国際空港がメインのハブですが、最近は成都や上海もハブとして力を入れており、便数もかなり豊富です。
日本からは羽田・成田・関空・中部・福岡・札幌など、主要都市から直行便が出ていて、私は成田から上海へ。成田から上海は通常時は1日4往復と便数も豊富です(夏の多客期は1日5往復!)。
気になる価格ですが、フルサービスキャリアなのに意外と安い!特に北京経由で欧州や東南アジアに行くと、他社よりも数万円安くなることも。
ANAと同じスターアライアンスなので、ANAマイルも貯められるのが地味に、いやかなり良いポイントです。スターアライアンス他社では、格安航空券だとANAマイルが付かないケースも多いですが、中国国際航空ではつくことが多いのが嬉しいです。
搭乗手続きの様子
羽田空港に朝6時半に到着。前日仕事だったため眠いzzzz
中国国際航空のカウンターの列は長い。
出発2時間前ぴったりに着きましたが、荷物を預けるまでに30分かかりました。
カウンターでの対応は全く問題無し。安心して飛行機に乗れます。

今回北京首都空港での国際線→国内線の乗り継ぎでしたが、スルーバゲージも問題無くできました。
手荷物検査、出国審査も運良く5分で完了。
おかげでゆっくり充電をしながら搭乗開始を待つことができました。

搭乗開始は出発の45分前とスムーズ。
飛行機まではバス移動。今日は超快晴なので問題ないですが、もし雨が強かったらバス移動はしんどいですよね。。バス移動になるかってどうやって決まってるんでしょうか?

機内の様子
座席は少し狭いと感じるくらい?ANA、JALの国内線機材くらいのシートピッチかな。短距離路線のため、座席モニターは無し。

代わりにWiFi サービスがあります。中国国際航空の用意した機内プログラムのみアクセス可能。映画の本数は100本も無さそう。日本語字幕は無いみたい。

機内食
チキンライスか、ハンバーガーステーキから選べるとのこと。中華が食べたい!という気持ちで一杯の私はチキンライスを選択しました。

甘だれで日本人の口にも合う味付けで、美味しくいただきました。
付け合わせは謎に海苔巻きとつくね団子でした笑
デザートにはハーゲンダッツ。
こんな安い値段で乗っているのに、ハーゲンダッツまでいただいてもいいのかと感激&恐縮です笑

ドリンクはスプライト。朝からワインやビールは流石にやめました笑
ブログを書いたり、うとうとしたりして、気がつくと大陸。
新潟上空を通り日本海→韓国→中国という飛行経路だったようです。

北京首都空港に着陸したのはほぼ定刻通りの11時23分。フライト時間は約4時間。
思っていたよりも近い、北京。
北京首都空港の様子
入国審査の列はやや長く、しかも入国カードの裏面を書き忘れるという失態で列に並び直しましたが、なんとか無事に入国。
指紋もしっかり取られてドキドキでした。
入国後はバゲージドロップ・出口まで移動。
入国審査後、北京空港のターミナル3は広すぎるので、なんと電車でバゲージドロップまで移動です(車内は非常に綺麗でした)。4-6分おきに動いていました。

中国国内線(北京→厦門)
それでは、次に北京から厦門までの国内線の搭乗記をお届けします。

短い北京トランジット観光を終え、第3ターミナルに辿り着くと…まさかの1時間15分の遅延の表示。
根拠はないですが、薄々嫌な予感はしていました。泣
元々のスケジュールでは出発1時間半前到着だったため空港でゆっくりする時間は無かったのですが、2時間半以上も時間ができてしまいました。
出来てしまった時間はしょうがない。5階にあるこのお店で北京ダックを食べることに。
出発ロビーの一つ上の階に上がったフードコードにあります。

…北京ダック、思ってたより美味しいじゃん!空港なのであまり期待していなかったのですが(失礼)、地元の燕京ビールと良く合います。
もう一つ頼んだエビ饅頭もプリプリですごく美味しい。
やはり中華の本場、空港グルメと言えども手抜きはないですね。


北京ダック・エビ饅頭・ビール合わせて2,200円。これは安くない??
ご飯を食べた後、手荷物検査等を終え、新しい搭乗開始時刻1時間前にゲート前に到着。
ブログを書いたり、本業のメールチェックをしたりして過ごしました。
するとしれっとアディショナル遅延。アナウンス無し。遅延の時のアナウンスが少ないのは海外あるあるですね…
結局搭乗できたのは本来の搭乗時刻の1時間40分後の22時。かなり疲労困憊です。

ラッキーだったのは3列シートの横二つが空席だったこと。ラッキー!。ゆっくり休みながら?厦門まで向かうことができました。
夜の23時過ぎに出てきた機内食はハムとチーズのサンドイッチとナッツ、ヨーグルト。
サンドイッチは温められていて良かった!

深夜1時くらいに厦門高崎空港に着陸。ここからは意外にスムーズで、預け荷物を降りてから5分で回収、タクシーにもすぐ乗れて、タクシーで10分、何と飛行機を降りてから30分でホテルにチェックインできました!余計1時間40分の遅延が恨まれますね。。
まとめ
中国国際航空での厦門行きは欠航あり、振替便も遅延ありとドキドキの旅行になりましたが、何せ21,050円で乗れているので文句は言えません。機内食も出て、預け荷物も2個まで無料で運んでもらえて、かなりコスパの良い航空会社だと思います。
絶対に遅刻できないスケジュールのタイトな旅行にはお勧めできないですが、とにかく安くてコスパ良く移動したいという場合には、選択肢の一つとして全然アリです。
それではまた!中国旅行記はまだまだ続くので、ぜひ読んでみてください。
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